2026年の冬季オリンピックの開催地が決定 雪合戦採用に追い風?

2030年実現に向けて、道が拓けた札幌市冬季五輪招致。雪合戦も共に他人事でなく自発的行動が大切です。

 

東京新聞より

去る6月24日、スイスのローザンヌでIOC総会が有り2022年北京大会に続く2026年の冬季オリンピック開催都市がスウェーデンのストックホルム/オーレを破りイタリアのミラノ/コルチナ・ダンペッツォに決まりました。過去にもコルチナダンペッツォでの開催があり、イタリア都市での開催は3回目2006年トリノオリンピック以来20年ぶりの開催となります。

札幌市が2030年開催を表明?

札幌市は当初2026年冬季オリンピック・パラリンピック招致を想定していましたが、途中で断念。2030年に向け、大会予算を当初の4537億円から3,500億円に削減を図り、既存施設の最大限活用としてニセコや帯広市の会場を使い、将来を見据えた長期的な街づくりプランとの連動、スポンサー収入の最大化、低コストで効率的な大会運営を目指しながら、大会招致プランを策定すると思われますが、

札幌市の人口推移(予測)

項目 17年(平成) 22年 27年(平成) 2年(令和) 7年 12年(令和)
西暦 2005年 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年
総人口に占める割合 1) 1) 2) 2) 2) 2)
千人(%) 千人(%) 千人(%) 千人(%) 千人(%) 千人(%)
総人口 1,881(100.0) 1,914(100.0) 1,937(100.0) 1,933(100.0) 1,911(100.0) 1,871(100.0)
年少人口 234( 12.4) 224( 11.7) 217( 11.2) 205( 10.6) 189( 9.9) 171( 9.1)
(0~14歳)
生産年齢人口 1,318( 70.1) 1,292( 67.5) 1,234( 63.7) 1,179( 61.0) 1,139( 59.6) 1,089( 58.2)
(15~64歳)
老年人口 325( 17.3) 392( 20.5) 486( 25.1) 549( 28.4) 583( 30.5) 611( 32.7)
(65歳以上)
1)は 国勢調査より
<資料>総務省統計局「国勢調査」、市長政策室政策企画部企画課

2030年に冬季オリンピック・パラリンピックを招致する際、

札幌市は人口減少に入り、さらに約3分の1が65歳以上の高齢者という数値が予想され、都市の規模、税収の規模などを含め開催予算3,500億円を捻出するのは、容易ではない事が予想されます。(高齢者の社会保障費が足かせとなる可能性大)併せて雪合戦採用に向けて普及させたい考えです。

私は、東京都民ですが、税収6~7兆円規模、膨らんだ2020年大会の予算約1兆円が何とか捻出できる状態だと思います。しかし札幌市の予算1兆円規模からどれだけ出来るかは、札幌市民のみなさんの決断に委ねたいと思います。

今年の雪合戦ヨーロッパ選手権

雪合戦をオリンピックにするためには、

IOC(国際オリンピック委員会の定める、オリンピック正式種目採用のガイドラインは冬季の場合、競技会が行われる大陸が3、国数が25カ国以上そして、最近では女子の種目が必須科目となっています。現在実施国は14カ国、女子だけの競技が成立しているのは、残念ながら日本だけです。また、最低二回ほど世界選手権を実施。更には、ワールドゲームスやアジア大会などへの加入参加も必須条件に入ります。

今後の世界進出が不可欠です。

国際的普及には、お金も人員も足りません。

とあるシンクタンクによると1競技を五輪正式種目、もしくは国際的なスポーツに普及させるために、約250億円の経済規模が必要と云われています。2014年にアシックス社が試算したデータでは、国内のスポーツ雪合戦市場規模は1億円に満たない状況でした。

雪合戦連盟や雪合戦専門会社の登場により、来年には、この一億円の壁を突破し、ヨチヨチ歩きですが少しは経済効果が地域的には、見られるようになって来ました。私たちが雪合戦を普及する上で、企業としてお金を稼ぎ、それを雪合戦に循環させ、地域を豊かにして、交流を広げ、それを経済的に自立できるまで育てる事が肝要です。

そして、私たち人間は、感情で動く動物です。人々に雪合戦を実践してもらうために、スポーツ雪合戦の価値を理解してもらえるように言語化し、面白いから雪合戦やってみよう!と思わせる仕組みづくりも大切です。

海外に対しての戦略

弊社では、今後、雪の無い国々に人工雪を使ったスポーツ雪合戦を普及させる考えです。あまねく及ぼす為に、出資を募り、現地パートナーと良好な関係を築く事が一番大事だと考えています。既にアルメニアの雪合戦連盟は約2億円の資金を集め動き出しています。

メイドインJAPANのウィンタースポーツを世界に!

第五回 日本雪合戦選手権より 筆者撮影

失われた20年を取り戻す事、これが私たちオトナがこれからの世代の若者に対して雪合戦と言われるバトンを渡す数少ない遺産だと思います。

共感していただけましたら、是非、体験会や展示会に足を運んでください。雪合戦で企業の人的課題を解決し、生産性向上やゆとりの時間を創出させ、御社の離職率を劇的に改善させます。また、子供たちのコミュニケーション不足をこのスポーツ雪合戦を通して人々を元気にさせ、チームでココロのつながりを持ち、一緒にプレーする感動を共有させることが可能です。正に、雪合戦は一億総活躍時代にマッチしたスポーツなのです。

このメイドインJAPANのウィンタースポーツである雪合戦を世界に向けて一緒に汗を流してみませんか?

7月6日(土)町田シバヒロ 13:00~ 盛夏雪合戦2019 #アツいぜ雪合戦

7月11日(木)目黒区民センター 体育館 13:00~15:00 (事業者向け研修会)

8月10日(土)埼玉県坂戸市 子供向け雪合戦教室

11月6日~9日 ポートメッセなごや (愛知県名古屋市) 展示会

12月上旬 有料体験会 (名古屋市内)

お会いできるのを楽しみにしています。他人任せでは何も進展しません!

E-mail: info@olympic-yukigassen.net