喝だ!雪合戦連盟と雪合戦機関紙にモノ申す!

女性や子供の参加チームが減少している事態を招き他人事で考えているのは誰なんですか?

この度、何の因果か私が日本雪合戦連盟の理事に就きました。会社を設立し3年半、有料無料含めて伸べ5千人近くの人達にスポーツ雪合戦を教室や大会を開催して体験していただいています。東京の雪合戦専門会社として一定の実績であると自負しています。その中で、スポーツ雪合戦を司る2つの雪合戦連盟とその機関誌にモノ申して、提議したい。

2017年11月滋賀県東近江市二五八祭より

子供向けの教室とかやっていますか?今やどのスポーツ団体でも子供たちと交流の場を設けています!

日本雪合戦連盟では、昨年の活動報告を見る限り子供向け教室、女性向けの雪合戦イベントは皆無の状況でした。(昨年の雪合戦連盟の総会で東京連盟として日本雪合戦選手権の合間にインバウンドの外国人に向けの雪合戦教室を提案しましたが事務局は無視。)本当に普及活動する気あるのでしょうか?

次にハード面です。

現状の雪合戦用ヘルメットでは、重くて首にかかるGが強いので仕様に難がある状況です。子供の大会で時速150キロのボールを投げる事は想定できませんので、もう少し軽い素材で作る方が安全面からも望まれます。東京ではバイク用子供ヘルメットを台湾から輸入。シールド付きで安価です。

親がクタクタ雪球作り

鉄製の雪球製造機(従来型)多くの雪合戦大会で使われています

従来の雪球製造機は重さ20キロを超え、雪合戦黎明期の30年前から何も変わっていません。鉄製で比熱に左右され思うように雪球が作れない場合が有ります。1度に雪玉45個作れるメリットはありますが、けが人も多く一般的ではありません。「気力で作るから関係ない!」と言っていますが、保護者達はクールで東北などでは雪合戦から遠ざかっているのが現状です。

聞くと「雪球作ると腰痛になる」「ケガのリスクが高いのでやらせたくない」と言う意見が大半の保護者から出て来ました。当事者たちはどう考えているのでしょうか?

女性に向けたアプローチは?

今年、群馬県の雪合戦有志が集い、男女の婚活イベントに採り入れたエピソードがあります。結果はどうか判りませんが、スポーツ雪合戦をアピールする上で、大切な一歩であると共感しました。

雪合戦機関紙や雪合戦連盟のHPを女性が訪れて、果たして多くの女性が関心を持っていただけるのでしょうか?東京では、殊更に情報が多く、20代のミレ二アル世代に関心あるのは、ファッション、グルメ、恋愛、旅行、占いなどです。その中でマイナースポーツ、雪合戦と接点を持たせるのは容易な事ではありません。

早稲田雪合戦の会がアシスト女子大学生の雪合戦イベント2016
スウィーツと雪のコラボっていいんじゃない?
ファッション

マーケティングが第一のスポーツビジネス

今年の3月、私はSNSの草分けのミクシィ社長木村氏の講演を聞く機会があり、少しだけレポートします。現在ミクシィは一時、売上高2000億円を超えるマンモスカンパニーで、利用者が減り下火になったSNSから、モンスト(モンスターストライク)と言う対戦型スマホアプリゲームで人気を博し、現在、FC東京やプロ野球東京ヤクルトスワローズそして千葉ジェッツをスポンサード(千葉ジェッツは子会社化)その他、インタラクティブな事業に投資を続けています。(木村社長ゴメンナサイ!モンスト知りませんでした。)

木村社長はアルバイトのスタッフと一緒にマーケティングを学び、そこからゲーミフィケーションと言われる時代に次々に革新的スマホアプリをリリース。20代の感性を採り入れミクシィが成長し続ける姿は、正にマイナースポーツで有る雪合戦事業で成功させたい我が社の姿と重なるものが有り感銘を受けました。

カタカナ多くてゴメンナサイ!単語は調べてね!

木村社長の考えは全社員がお客様のどんな問題を解決させるか?自社のサービスでどう解決できるのかを定義し、プレミリー世代を狙うBBQとゲームの融合を訴えています。つまり常にマーケティング・ファーストでお客様が誰で何を求めているかを常に考え行動している事です。

例え、一般財団法人やNPO法人でも最早、マーケティングを考えて行動しなければ、少なくとも都市部の人間からは、スポーツ雪合戦は疎んじられ、衰退の道を歩むしか方法が無くなります。私たちが訴える雪合戦の言語化がGAPを埋める大きな解決策として求められています。

まあ、地方の人口そして子供の人口も減っているので、何もしなければ消えるだけですね!

ビーチ雪合戦をPR

スポーツ女子とのコラボで進める弊社の戦略

90年代バブル崩壊後の20年、まもなく30年が過ぎようとしています。失われた20年に雪合戦団体や機関紙が何を訴えてそれが都会人に伝わったのでしょうか?雪合戦が2022年北京五輪での採用という事実無根の呪縛から離れ、新しい時代に世界へ情報発信するのが本来の姿ですが、内輪もめだけで建設的な意見が出ない今日の動きには、甚だ疑問です。

 

 

キーワードは女子力UP

弊社では、雪の降らない都会の20代を中心とするミレ二アル世代に向けての情報発信。

青山学院ラクロス部女子

女子ラクロスや女子サッカーとのコラボする事で少しづつですが、重い石が動きつつあります。雪合戦を通じて「なりたい自分がそこにある」を実現させる事それが我がぶーにゃんコミュニケーション株式会社が提案する雪合戦事業です。マーケティング的には、ターゲットにベネフィットを伝える事が必須条件であると思います。結果としてこのスポーツ雪合戦で当事者本人が女子力アップしたと自覚してもらう事が肝要です。

独りじゃないんだ、雪合戦で繋がるココロを充電

参加するみなさんと元気と笑顔を共有し、プレーすることで繋がる人の心に焦点を当て、「ここに来れば楽しい」「自分の居場所が持てる」「みんなが自分を必要としている」「笑顔で癒され、明日からの仕事も乗り切れる」など非日常の雪合戦で気持ちをプラスに転じる動機づけに力を入れて参ります。

白い雪の魔法で元気

お知らせです。7月6日(土)町田シバヒロで人工雪による雪合戦体験会と子供向け雪合戦教室を行います。既に体験会には多くの大学生の申し込みがあり、その潜在的人気に私も圧倒されています。また、その中に女子学生も多く期待に応えたいと思います。ぜひ、参加いただき、笑顔、元気、繋がりを持ち帰って欲しいと思います。

詳しくはこちらへ、https://olympic-yukigassen.net/archives/3779

青い芝生の上で、ウキウキしてみませんか?

終了後16:15ころから同じ会場で懇親会も行います。是非、雪合戦のヒンヤリ感覚を体験して共有していただければ嬉しい限りです。(参加費1000円程度・雨天時中止)

2018年8月 真夏の雪合戦
女子学生もボランティアで参加大いに盛り上がりました!横浜赤レンガ

最後に

9月に現有勢力による関東地区で室内雪合戦が開かれると云う情報をキャッチしました。(私たちは蚊帳の外です。)イベントの成功を切にお祈り申し上げます。しかし、誰のための雪合戦イベントなのか、自分たちがこれからのスポーツ雪合戦繁栄の為に何をしなければならないのか?これらを明確にして求めるターゲットに伝えなければ、室内雪合戦大会の意味が有りません。

雪合戦連盟や機関紙にも出来る筈だと思うのは私だけでしょうか?

オブジェクションの一言 喝だ!