31回目の昭和新山国際雪合戦大会が終了し残るは、3月の長野県白馬村での日本選手権と妙高での雪合戦大会のみとなりました。
選手や主催者のみなさまお疲れさまでした。
雪合戦の勢力地図に変化の兆しが
今まで強いと言われたチームが決勝トーナメント緒戦で敗れる波乱が多く、スポーツ雪合戦の競技レベルが年々進化して来たように思えます。今後はチームとしての練習と個々の能力向上の為のトレーニング。そして新しい戦術の開発、選手間のチームワーク形成に欠かせないコミュニケーション能力の向上が必要であると感じます。
目覚め始めた雪合戦の価値
海外でもアメリカとカナダで北米雪合戦連盟設立の動きがあり、早ければ年内にもアメリカ本土のオハイオ州、フロリダ州での雪合戦イベント開催が現実のものとなりそうです。また、ヨーロッパでもスロバキアの国際雪合戦連盟の加入をはじめ、スイスでもその動きを確認できる段階に来ています。
アルメニア共和国ってどこ?

去る2月16日(日)東部ヨーロッパトルコの東に位置するアルメニア共和国の首都エレバンに於きまして第一回雪合戦大会が開かれました。参加者も100人を超えて国内TVでの放送などルールの適用などローカルなものではありましたが、自前の雪球製造機を作り、アルメニア雪合戦連盟の本気度を垣間見た気がします。https://www.gosur.com/map/armenia/?lang=ja アルメニアの地図 GoSurMapを引用 筆者と連絡したところ、主にロシアからのYoutube動画をみてルールなどを学び、大会実施にこぎつけたそうです。まだまだ、細かいルールが分らず運営など日本の雪合戦の組織に助けを求めたいと云うコメントもありました。
先週ロシアの北極圏に近いムルマンスク市でも雪合戦大会が開かれ年々盛況です。

大手旅行代理店が動く
また、日本の旅行代理店であるJTBが音頭をとり、日本へのインバウンド客の取り込み、弊社の台湾香港での広報活動など、雪合戦の輪が、自然に大きな流れとなりつつある現状が在るの事を看過できない所まで来ています。
夏の雪合戦に活路
オランダを除き海外では、白い雪で行う雪合戦を好む傾向が顕著です。アルメニア共和国のメンバーに聞いたところ積極的に人工雪での雪合戦を採り入れ普及に努めたいと考えています。一方、台湾のプロモーターは夏の熱い時期に、雪で楽しむイベントが有れば、台北や高雄などの大都市で行いたいと言っていました。
日本がその中心に
先日、2024年の夏季パリオリンピックでの新種目(ブレイクダンスなど)が発表され、野球ソフトボールと空手は除外されました。
弊社では、自社製雪球製造機を海外に販売し、スポーツ雪合戦を一部の北国の競技から全世界で楽しめる競技として普及させたいと考えています。さらにその延長線上に本当の意味での世界選手権(World Championship)開催とIOCの求めるガイドラインである競技実施国が3大陸25か国のガイドラインを早期にクリアして2030年代前半までに冬季オリンピック種目採用を実現させる覚悟です。(日本雪合戦連盟の唱える2022年での冬季オリンピック北京大会・正式種目採用には根拠がありません)
これらを私たちと一緒に実現に向けて働いてくれる雪合戦バカ、スポーツビジネスパーソンを探しています。世界から雪合戦で争い事を無くして平和の祭典に仲間入りしましょう!