ラクロスがオリンピック競技を目指すために

ぶーにゃん社長の徒然日記

先日、たまたまダイエットの為にランニングしていた東京都駒沢オリンピック公園で、学生団体主催の大学一年生向けラクロスイベント(モデルゲーム)が行われていました。都内の各大学のみならず、関東の社会人チームもデモンストレーションのオープン戦を行い、活気のあるラクロスイベントになっていました。

2028年ロスアンゼルスオリンピックに向けて

たまたま、受付の男子学生にお話を伺う事が出来ました。世界的にラクロスをオリンピック種目に採用されるため男女間のルールの共通化を含め、今しなければならない事を向き合いながら改善し、男女とも日本のラクロス人口を増やし、ナショナルチームも海外遠征などで強化を図り、ラクロス協会としてもゼロベースからやり直し、人材の発掘、育成、社会人チームの拡充などスポンサー獲得を含め包括的な取り組みをこれから手掛けて行くとの事でした。

世界的にはまだまだ実施されている国が少なく、IOC(国際オリンピック委員会)の夏季オリンピックのガイドラインの5大陸55か国での実施に向け10年かけてのプロジェクトが始まったばかりだそうです。

アメリカ国内ではもはや、人気競技に

約4年前、私がボストンに行った時、すでにジュニア世代では多くの子供たちがラクロスをしていたのが印象的でした。最近では脳しんとうなど怪我のリスクの多いアメリカンフットボールより多くの家庭では、此方を進める傾向が強いそうです。また、女子にも人気が有り、アメリカ東部地区の大会やワークショップなどで魅力が伝わり多くの女子学生がプレーしていました。

日本のラクロスでは、

今度、ラクロスの現役プレイヤーやコーチそしてラクロスメディアの方とお会いし意見交換を考えていますので取材後、こちらのコーナーに掲載したいと思います。

ネットなどから、現在の国内のラクロス人口は約2万5千人で、アメリカでは74万6千人の競技人口です。(雪合戦の大会参加者数は約2万5千人) また、それ以降も爆発的に伸びている状況でラクロス人気がアメリカ国内で高まっているのは間違いありません。

※アメリカの競技人口2013年US,ラクロスより


 

 

 

 

 

それでは、雪合戦人気を上げるためには?

私独自の意見に過ぎませんが、超マイナー競技の雪合戦が都会の大学生に売り込むために、一つの試案を出したいと思います。それは、現在行っているラクロスの選手にオフシーズン体験していただき、その中から二刀流目指す選手、もしくは大学チームにスポーツ雪合戦にアプローチさせたいと思っています。

シーズンが重ならないラクロスと雪合戦

都内の大学のほとんどは通年通した活動に充てているラクロスですが、3月~5月連休までは新入生歓迎とオープン戦やカップ戦で7月後半から12月半ばまでが公式戦が行われています。雪合戦はその逆で、12月後半から3月がシーズンでラクロスのそれと重なりません。また、彼ら彼女の大半は1月は試験勉強でその先の2月はほとんどオフシーズンです。(少数のチームがオーストラリア遠征している場合もあります。)

動体視力の向上や他の筋力増強をしているラクロッサーにとっては、むしろ雪合戦は福音になる筈です。決して全員ではありませんが、例えば、レギュラーになれない学生をリクルートするなどしてプレーヤーを増やしラクロスと手を組みたいと考えています。しかしながら、彼らに何を恩返しできるかがまだ見えていません。ラクロスの為に、日本のスポーツの繁栄の為に、雪合戦を繁栄させ社会に恩返しする事が一番大事と思っています。

2018年 4月16日  オリンピック採用に向けて

info@olympic-yukigassen.net 

2016年10月 福岡雪合戦より